| ゼネコンの設計の特徴 |
2001-12-15
| 総合建設会社、いわゆるゼネコンには設計部があります。設計事務所登録をしていますので、一般的な設計事務所と同じ設計業務をおこないますが、ほとんどの会社は下請けの設計事務所に図面を画かせています。社内にも設計士はいますが、常に仕事量に対して少ない人員ですから、外注することになります。 外注はゼネコンだけでなく、一般の設計事務所でもおこなっています。設計士が外注先に的確な指示を出し、できた図面をチェックしているのであれば問題はありません。 ところで、ゼネコンの設計には工事をする建設会社としての性格がでてきます。良い面も悪い面もあります。(個人的見解です) ▼長 所
▼短 所
私見ですが、一般の設計事務所が建築主と相談して設計するのと違い、ゼネコンの設計者は、建築主、営業部、工事部、積算部の声を意識して設計します。あまり自己主張できる立場にないため、受身の設計になってしまうのではないかと考えます。 個性のある建物を設計施工しているゼネコンもあります。そのようなところは、外部に有能な設計事務所をかかえているか、社内の設計部を独立できるぐらいに育てている会社です。 都市部ではデザイナーズマンションが注目されていますが、ゼネコンでは真似のできない設計です。この方向でマンションを計画される場合、こんな話があるかもしれません。 ゼネコンにとって一番儲かるのが設計施工の特命工事です。設計事務所の設計だと特命の望みがなくなるので、営業マンは設計事務所の問題点をお客に説明します。たとえば・・・
当たっているところもあります。かといって、ゼネコンの設計が良いといえる訳でもなく、それぞれの特徴を掴んで依頼されることをおすすめします。 |