| 短期賃貸マンション |
| ウィークリーとマンスリー |
| 週間・月間契約の短期賃貸マンションが普及してきました。家具、家電製品、食器などの生活必要品が揃っており、何も持たずにその日から暮らせ、一週間以上利用すれば、ビジネスホテルより経済的なのがウリです。 利用者は地域により異なりますが、長期出張者、単身赴任者、企業の研修生、学生、受験生、観光客、外国人、入院患者の付き添いなどです。 週間契約のウィークリーは、昭和58年に司建物管理の川又幸彦社長がアメリカのアパートをヒントに始めた「ウィークリーマンション」が最初です。※1 月間契約のマンスリーは、ウィークリーから派生して生まれました。特に、平成6年からマンスリー事業を全国へフランチャイズ展開した泉ハウジングの「ミスタービジネス」とテレビCM中のレオパレス21の「マンスリーレオパレス」が有名です。 これらは、契約が一週間単位か一ヶ月単位かの違いのほか、サービス面では、ウィークリーはビジネスホテルに近く、マンスリーは賃貸ワンルームに近いといえます。ウィークリーは、当初、空き室対策から生まれましたが、今日ではウィークリー専用マンションとして建てられ、簡単なフロントサービスを行ったりしています。反対に、マンスリーは専用マンションは少なく、もっぱら空室の有効活用としてワンルームマンションを利用する傾向にあります。 ウィークリーは利用者数が多いため、運営をシステム化することが重要となります。そのため、必然的に専業化していくことになります。反対に、マンスリーは月単位ですから賃貸管理と両立させることが可能です。 立地条件は、ウィークリーは交通の便のよいことが不可欠です。さらに、駅から歩いて数分、繁華街の近くが適地です。マンスリーはワンルームの立地を満たしておれば一応可能ですが、工業団地、研究施設、大病院、療養施設などが近くにあれば、確かな需要が見込めます。 賃貸マンションの差別化を図るためには、マンスリーを単に空室の有効活用だけでなく、マンスリー専用マンションとして本格的に取り組むことも検討されるべきだと考えます。マンスリーは規模が小さくても成り立つ事業です。また、いつでも普通の賃貸マンションに転換できますので、リスクは少ないといえます。マンスリーでは、相場家賃の2倍程度の料金設定をしますので、稼働率が6割を超えれば採算に乗ります。軌道に乗れば投資効率の高い事業です。
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