簡単!採算性判定法 賃貸住宅の採算性を難しい計算なしに判断できます 2001-6-1
事業収支の計算はいろんな項目を調べたり、借り入れ返済額を計算したりで、なかなか大変です。そこで、大まかですが簡単にできる判定法をお教えします。
「100倍基準」という判定法が,以前よく使われていました。建築費の坪単価が50万円であれば、その100分の1の5000円の坪家賃が取れないと採算が合わないというものです。
しかし、今は100倍基準がそのまま当てはまりません。金利が下がってきており100倍でなくても採算が合うようになってきたからです。ただ、その考え方は同じなので、ここでは金利を修正して紹介します。
考え方としては・・・
[要 件] 賃貸住宅を想定 ・工事費単価 X (建築工事費/延床面積) ・専有割合 80%※1 (総貸面積/延床面積) ・賦金率※2 0.0053682162 (年利5.0%、30年返済、元利均等払い) ※4 ・賃料単価 Y (家賃/貸面積) ・諸経費割合 15%※3 (減価償却費、借入利息を除く経費/総家賃収入)
※1 プランによって異なりますので、これは経験値です。 ※2 借入金1円あたりの返済月額です。 ※3 これも経験値です。 ※4 以前、100倍基準は年利7.0%で計算していたので、今回は5.0%に修正しました。公的融資を使えばもっと安く借りられますが・・・
[計 算 式] X÷0.8×0.0053682162=Y×(1−0.15) X=126.6Y
覚えやすく125倍とし、仮に125倍基準と名づけます。
この場合は、建築費坪50万円では、坪家賃が4000円以上取れないと利益が出ないことになります。また、周辺の相場家賃が坪4000円でしたら、建築費を坪50万円以内に抑えないと赤字になります。
要件を変えて、自分なりの100倍基準を、みなさんも考えてみてください。(All About Japan掲載)
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