小さな土地の活用法


2002-7-1 

土地活用に必要な土地の大きさは決まっていません。一坪でもアイデア次第で活用できます。
 
ところが、ハウスメーカーや建設会社には、自分たちの商売が成り立つ最低の土地の大きさがあります。自社の商品がその土地にうまく納まり、かつ、採算の合う大きさが、いわゆる土地活用に必要な面積になっています。営業マンが来るのもそういう土地です。
 
ですから、彼らの商売に合わない土地は、土地活用相談会などで、活用が難しいと言われます。いくつかの相談会で同じことを言われると諦めてしまいますね。(その面積は業者によって違い、また、アバウトです)
 
小さい土地は、業者にとって儲からないため、土地活用の情報も極端に少なくなります(土地活用の情報は、業者が宣伝のために発信するものがほとんどですから)。そうなると、土地所有者みずから情報収集して活用法を考えなくてはなりません。けれど、それも大変ですから、ほとんどは駐車場にします。場所が良ければコインパーキングにしたり、自販機を置いたりする程度です。
 
駐車場が悪いわけではありませんが、その土地にあった活用法が他にもあるはずです。リスクはありますが、小さな土地だと投資額は少ないので、冒険してみてはいかがでしょう。成功すれば、あなたの土地だけでなく、ビジネスとして拡大できます。
 
小さな土地活用の前提として、土地の広さは1坪から10坪程度を対象にお話しします。
 
最近は、自宅の土地を、何らかの理由で有効活用をお考えの方も多いようです。両親の家が不要になった。自宅を売却しても損が出るだけ。そのようなケースにも役立つのでは・・・
 
 
●ガレージ兼貸倉庫
 
車を趣味にしていたり、高級外車の所有者は、賃料が高くても愛車を護れるシャッター付きのガレージを求めています。また、車を乗り付けて簡単に出し入れできる貸倉庫は、自営業、商店などにニーズがあります。以前は、木造が多くありましたが、現在は、スチール製が普及しています。チラシを撒くことで利用者を募集できますので、広い範囲で立地可能です。地元の不動産業者は、こういった物件も手がけています。
 
●コインロッカー
 
コインロッカーは、駅の構内だけではありません。イベント施設、歓楽街の入り口などの目につきやすい場所は可能性があります。立地がすべてですから、判断を誤れば完全な失敗に終わります。そのかわり、自動販売機と違い、商品の仕入れや補充の必要がないため、手間が掛からず儲けが大きいといえます。コインロッカーの販売会社が相談に乗ってくれます。
 
●貸しロッカー
 
長期利用者向けに、月単位で貸すロッカーです。コインロッカーと比べ立地判断は比較的容易です。また、アイデア次第で、利用者を掘り起こすことができます。スポーツ施設の近くは、用具入れとして。資格・専門学校、大学の近くは、書籍・教材の置き場所として。サイズも色々ありますので、利用目的に合わせて変えます。利用者が固定しますので、経営的に安定します。
 
●機械式駐車場
 
機械式駐車場は、様々な機種があります。2台分のスペースで8台収容できるものもあります。初期投資だけでなく、電気代やメンテナンスなどの維持費用もかかります。月極で賃料が2万円以下の地域は、採算的に難しいです。機械式は音の問題や美観の問題も発生します。周辺の状況を判断して設置する必要があります。

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